天之御中主神
[今回の内容]高天原は、天之御中主神とセットで語られることで『古事記』のコスモロジーを豊かに定義づけています。そして、高天原をさらに理解するために、2つの鍵が存在します。1つは、『日本書紀』本文には採用されていないこと。もう1つは、イザナ…
[今回の内容]高天原は、天之御中主神とセットで語られることで『古事記』のコスモロジーを豊かに定義づけています。そして、高天原をさらに理解するために、2つの鍵が存在します。まず、1つめは、それが『日本書紀』本文には採用されていないことです。…
[今回の内容]『古事記』は、『日本書紀』本文にはない「高天原」によって、その世界を展開させていきます。『古事記』オリジナルのコスモロジーは、「高天原」によって展開されていきます。
[今回の内容]天之御中主神(あめのみなかぬしの神)には、根強い3つの誤解があります。天の中心という特定の場所にいる神であるという誤解と、中心という抽象概念を神としたものであるという誤解と、宇宙の創造神であり主宰神であるという誤解です。(全…
[今回の内容]天之御中主神(あめのみなかぬしの神)には、根強い3つの誤解があります。1つめは、天の中心という特定の場所にいる神であるという誤解。2つめは、中心という抽象概念を神としたものであるという誤解です。(全2回の1)
[今回の内容]『古事記』にはヒトの誕生が書かれていないと言われることがありますが、天之御中主神の神名は、ヒトの誕生を約束するものです。つまり予祝になっています。『古事記』の一番最初の神は、誕生した時からヒトとともにあるのです。