『古事記』を読む

文學と逃げず左右思想を持ち込まずスピに走らず学問的蓄積を飛び越えず内在する論理を信じ通説の否定をためらわず

現代語訳と解題

第14回 高天原がひらく『古事記』のコスモロジー(天地初発から天之御中主神まで⑭)

[今回の内容]『古事記』は、『日本書紀』本文にはない「高天原」によって、その世界を展開させていきます。『古事記』オリジナルのコスモロジーは、「高天原」によって展開されていきます。

第11回 予祝する天之御中主神(天地初発から天之御中主神まで⑪)

[今回の内容]『古事記』にはヒトの誕生が書かれていないと言われることがありますが、天之御中主神の神名は、ヒトの誕生を約束するものです。つまり予祝になっています。『古事記』の一番最初の神は、誕生した時からヒトとともにあるのです。

第1回 圧縮から解き放つ(天地初発から天之御中主神まで①)

[今回の内容]『古事記』の冒頭部分についての第一回めです。天之御中主神(あめのみなかぬしの神)の誕生までを、現代語訳し解題していきます。