『古事記』を読む

文學と逃げず左右思想を持ち込まずスピに走らず学問的蓄積を飛び越えず内在する論理を信じ通説の否定をためらわず

2018-12-24から1日間の記事一覧

第6回 天地初発の訓み(上)(天地初発から天之御中主神まで⑥)

[今回の内容]「天地初発」をどう訓(よ)むかについて、これまでの諸研究を考察し、結論に至るための第一回目です。

第5回 天地という存在(天地初発から天之御中主神まで⑤)

[今回の内容]天地が意志を持つ存在であるということについて、前回、『万葉集』を題材に、古代の人々の思考においては、決してとっぴな発想でないことをみてきました。しかしながら、天地に意志を認めるとして、それは神ではないのでしょうか。『古事記』…

古事記ブックガイド2 上野誠『日本人にとって聖なるものとは何か』

日本人にとって聖なるものとは何か - 神と自然の古代学 (中公新書) 作者: 上野誠 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2015/01/23 メディア: 新書 この商品を含むブログ (1件) を見る この本は『古事記』について書かれたものではありません。ですが、『…

第4回 古代の思考法(天地初発から天之御中主神まで④)

[今回の内容]万物に意志が宿っているとする見方は擬人法ではありません。『万葉集』を参考に、古代の思考法について考察します。

第3回 天地の初発(天地初発から天之御中主神まで③)

[今回の内容]「天地」以前に世界は存在しませんでした。「天地」以前の世界をどう捉えるべきかについて、『古事記』「天地初発」から導き出される結論について考察します。